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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のWNTのレビュー・感想・評価

4.1
IMAXで鑑賞。

愛する妻を奪われたルシアスは将軍に復讐するためグラディエーターとして戦う。

前作と同じくらい面白い。
マキシマスと同じように奴隷として、グラディエーターとして戦い、戦士として頭角を現すルシアス。
グラディエーターとしてだけではなく、人間ドラマが描かれていて世界観に没入できる。
前作では描かれなかった秘密が明かされてファンとしては嬉しいし、ストーリーも上手く繋がっていてグッとくる。

鍛え上げたポール・メスカルの肉体美がすごい。
デンゼル・ワシントンの圧倒的オーラと存在感が凄まじくて、影の主役といっても過言ではない。
役を楽しんで演じている感じが伝わってきて、観ているこちらもわくわくする素敵な役だった。
ペドロ・パスカルがめっちゃいい役で更に彼のことが好きになった。
悪役しててもどこか優しげなところが隠しきれてなくて、あの展開は悲しかったけれどハマり役で良かった。

リドリー・スコット監督の容赦ないキャラクターの扱いや過激な演出には驚いた。
それくらいやっても納得できるくらいの面白さで素晴らしかった。
アクションシーンはどれも格好良くて、コロセウムの水上アクションのアイデアは拍手したい。
マキシマスの時とほぼ同じのように感じられた前半も、後半から流れが変わり、新しい時代の到来を感じる正統派なストーリーがアツかった。

めちゃくちゃ良かったからまた観に行く。
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