映画というよりは反権力/政治参加啓発ビデオだけど、これを観て衆議院選挙に行く人が増えるなら良いことだと思うし、それはそれとして全体をホウシャオシェンチックに最後まで仕上げ切る技量はすごいと思った
でも......この作品の志を否定するつもりはほんとうにないけど、ここまで直接的に言わなきゃ分からないでしょう?という描きかたには映画の中でフミやコウが指摘するような「諦め」があるような気もする この分かりやすさは、人間の魂の尊厳のようなもの(抽象的ですみません)をひとつ犠牲にした引き換えにあるものだ、と思う、思っていなきゃいけないんじゃないか 考えすぎかな、、