このレビューはネタバレを含みます
ショッキングというか衝撃的なシーンが結構序盤に組み込まれていた印象。警察乱入からの始まりと音楽が不穏な空気というか、題名とのギャップで何か思ってたのと違うのが始まるって思った。
友情ものだと思っていたけど、政治、人種差別、地震、関係の変化、思想、近未来、自由と責任。結構多ジャンルの問題を含んだ作品だったから一概には言えないけど、
お前も少しは考えろよと言ったコウは結局流されてて、何も考えてないといつも言われてるユウタだけが最終的に行動した。
皮肉というか、口だけのやつは口だけだし、言わないやつは代わりに行動するんじゃないかなと。
フミみたいな人もいるにはいるけど、、、
近未来の話と思えないくらい身近に感じた。案外未来って過去だし。
ユウタのコウへの友情は最後の最後まで深く感じれたけど、コウが凄く薄情な人に見えてしまったのは在日韓国人という設定からのいろんな葛藤抱えてなのか、描写しきれてないのかどちらだろう。
好みじゃないけど見て良かったたと思ったし、きっと誰かに影響を与える映画だった。