城定初期。うーんこれは城定ファンだけどそこまで擁護できない。見せるものがないのでただのエロコメにしかなってないのが惜しまれる。
ただ遺影が吉岡睦雄だったり(CHIME)、物語の構造がめぞん一刻だったりとそこは「なんとなく」楽しい。ここがスタートラインでそこから「見せる」ものを作ってきたんだよなぁ思うとそれだけで愛しい(もはやアホ)。ただめぞんのパロディならあけみさんも四谷さんも欲しいとこ。まして一之瀬さんはどうしたと言いたい。それなのに勉造さんだったり芸人が住んでいたり(ビッグ&スモール)、まあそこそこ楽しいからいいんだけど(あくまでビジネスホテルでビール片手で見るにはと言うレベルだけど)。
芳顔睦雄の最後のモノローグで吉岡睦雄はもうこの世にいないのかと悪いことばかり考えてしまうが死んでないのでほっとする(あくまで現実の話)。よかったよかった。「でもさ、死んじゃった人より生きている人を大切にするほうがいいんじゃないの」、当たりまえだけど名言。