何度目かの再見。映像そのものが催眠的。間宮の部屋で気持ち悪い猿の死体を発見したあとに不穏なフラッシュバックが連続したあと自宅に戻った役所広司が妻の死体を発見して絶望したあとフッと引きの画になって掃除機かけてる妻が写って現実に戻る場面、めっちゃ安心すると同時に逆に安心したあとの方が心臓がバクバクしてるんだよな。それにしてもこの場面の役所広司の絶望芝居が良い。不穏なカットが挿入されるときの一瞬すぎることの気持ち悪さもあれば、洞口依子が男子トイレで死体の皮を剥ぐカットは一瞬ではなくむしろヌルッと平気な顔で数秒続いたりしてて、今回はこの辺の異様さも感じた。