かなり昔見て交番のシーンだけ強烈に覚えてたから気になって再鑑賞
手付かずの料理やライスが乗ったままの皿をウエイトレスが「お下げ」して容赦なくトレーの上に積み重ねてくところ最高にゾワゾワした
そりゃ客が食べなかった時点で廃棄物なんだから勿体ないも何も無いんだけど、
それでも食べ物の上に無造作にモノが乗っけられる絵面に、反射的に、わずかに、心がさざ波立つあの感じ
空のまま回り続ける洗濯機、生肉がペロンと乗せられただけの皿、日常風景に混ざり込む絶妙な違和感、不快感。
真っ暗で妙に不気味な向こうの空間。
自分の妻が他の男の口から「あのピンクのネグリジェの女」と表現された時に走る一瞬の緊張感、名状し難い嫌悪感。
とにかくずっとゾクゾクした
黒沢清の楽しみ方が分かってきた気がする
あと萩原聖人の催眠ボイスがえろい