このレビューはネタバレを含みます
for the hard core of beauty...
ひどい生活を強いられたなかでの功績とか、移民を受け入れて育ってきた大国:アメリカを謳っておきながら実際白人至上的な価値観が蔓延ってることを如実に描いてる感じとか、結構ダイレクトに風刺的だなと感じた。制作陣をみても、現地の人たちだけでつくってた
内容は圧巻。本当に当時撮ってたんかなというぐらいドキュメンタリーっぽく、再現性が高かった。衣装も、60sのYSLだと思うオードリーのドレス。そういう込み入ってる感じ?繊細さがあるところもすごくよかった
いつも大事なシーンでは人物を真ん中に置いてた
ある種パラサイトっぽいつくりだなと
ラストシーンの解説でやっと建物の意味に納得。才能のある人って人間味がなかったり?愛情とかを知らなかったり?するけど、トートはそうじゃなかったのも食い入ってみちゃった理由の一つだと思う。演技うまかったなーー!
総じて
最初はemma laird目当てで興味を持ったものの、こんな素晴らしい構成・メッセージ性・俳優陣・製作陣・諸々。。の映画を今見られてよかった!やっぱりアイデンティティは忘れちゃだめだー