YasuhitoArai

姫君海を渡るのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

姫君海を渡る(1935年製作の映画)
3.3
フランスからニューヨークへの豪華客船。キャロル・ロンバード演じるスウェーデンの王女に、フレッド・マクマレイ演じる音楽家のギグは惚れるが、船内には脱走した殺人犯も紛れ込んでて・・・という話。

最初はコメディ的なんだけど、船内で殺人事件が起こってからはサスペンスが中心。犯人のミスリードをごりごりにするんだけど、ミスリードされる側の正体が分かったところで、「お前誰だよ?」ってなった。

キャロル・ロンバードがスウェーデン王女の役で、グレタ・ガルボのマネをしている。似合わない役なんだけど、キャロル・ロンバードが演じているからコメディ的で笑える。各国の刑事達が集まる中に、日本人刑事が混じってて独特な存在感を出してた。
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