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ポストモダン・ミニオンのtetsuのレビュー・感想・評価

ポストモダン・ミニオン(2022年製作の映画)
3.0
新作の公開にあわせて本作の存在を知り、興味が湧いたため、鑑賞。
(あわせて作品登録もしていただきました!Filmarksさんありがとうございます!)

現代アートの展覧会に訪れたミニオン。
ふとしたハプニングをきっかけに、現代アーティストとして持ち上げられてしまった彼だったが……。

『ミニオンズ フィーバー』ソフト版の特典映像として収録されている短編アニメーション。

有名画家・モネの名前をもじって、"クロード"と呼ばれるようになったミニオンの一大騒動を描いた作品。

内容はいつも通りのドタバタ喜劇なのだが、描いているのは「界隈で権威を持つものが作品の価値を決める」という、直球の現代アート批判だったりするギャップが面白い。

皮肉の効いた二段オチが全くブラックな印象を受けないのも、ミニオンならではだなぁと、ある意味、感心させられた。笑

ちなみに、シリーズのファンにとっては、『ミニオンズ』に登場したチョイ役・ファブリース(バナナマン・日村と声を担当していたそっくりキャラの1人)が、台詞はないものの再登場しているのも見所。

『ミニオンズ』では自己主張の強いヘアスタイリストとして登場したが、本作では、気取ったアート評論家の取り巻きになっており、割とキャラ設定がブレていないのが面白かった。
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