ろく

ゼンブ・オブ・トーキョーのろくのレビュー・感想・評価

ゼンブ・オブ・トーキョー(2024年製作の映画)
3.9
日向坂ファンムービーだけどなかなかどうして楽しんでしまった。

というのもまず

①東京の景色が目まぐるし変わるのがいい。
上野、浅草、スカイツリー、さらには築地、月島、お台場、新宿、池袋下、渋谷、原宿、下北沢。日向坂メンバーがあっちへこっちへ大暴れである。もう東京出身者としてはにやにやして観てしまった。次はああ、どこに行くんだ。あれこっち。上野はそこかい!寛永寺。築地のラーメンは食べたなぁとにやにやしながら見てしまったよ。東京の良さがぐんとうつっているのは嬉しい。

②日向坂のメンバーがとにかく可愛い
すいません、ファンでもなんでもないんですが身近でファンな人間がいるので一緒に行ったらあら可愛いですよ。いまどきの女子高生がしっかり描かれているじゃない。恋愛ネタがほぼないんで最後まで可愛い=わちゃわちゃを体感できます。まあファンとしては恋愛見せられてももやもやするからかしらん。

最後も安い感動ムービーにしなかったのはよかったよ。この手のファン映画はなんでもうまくいってしまうんだけどそれはなくてもいいんだけどなと思い見ていたら豈に図らんや、それは無し。よしよし、それでいいんだよ。それでいて最後の最後はサプライズもあるんでそれもまたよしなんだ。

というわけでモー娘。の「モーニング刑事」やAKBの「もしドラ」よりは良かったと断言できます(比較対象に文句言っちゃダメ)。たまには映画館でしちめんどくさい顔しないでこんな映画も観ようじゃないか。

一つ疑問。登場人物が月島で解散したあと食事して50分後にスカイツリー集合ねって言うシーンがあるんだけど、それかなり無理がない?瞬間移動能力かよ!というかこの映画、東京をあっという間に移動するんで瞬間移動能力を日向坂メンバーはみな持っているはずだ。間違いない!
ろく

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