鍋山和弥

マトリックス リローデッドの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

新感覚アクション映画、第二弾。今作は、第1作に比べて、娯楽要素が、多かったようには、思います。ただ、伏線回収も、凄かった。その1つが、真の『救世主』、『預言者』の意味ですね。『預言者』は、未来を予知する、奇跡的な物ではなく、プログラムの一種。感情などはなく、所詮は、マトリックス内のプログラム。『救世主』も、プログラムによって、誘導されるシステムに過ぎない。結局、機械軍に、良いように、操られただけ。当然だが、これを知った、モーフィアスは、絶望する。最も、モーフィアスがネオから、知らされたのは、『預言』が、『ウソ』とだけだが・・・・。全ては、マトリックスの、最初のプログラムで、総合プログラムの、アーキテクトの、掌の上。『救世主』は、ネオの前に、5人いて、全て、『ザイオン』の最初の子孫を、数人選ぶという物。『救世主』は、救世主では無かった・・・・。どちらにしても、『ザイオン』の者全ては、救えなかったのだ。できるのは、『新しいザイオン』を、生み出すこと。機械、つまり、『マトリックス』にとっても、『救世主』にとっても、悪くない条件で、合意ということだ。結局、1人の力で、全てを救うなど、傲慢だったということか・・・・。この残酷な現実が、突き付けられ、この作品は、終わる。最後に、次回予告。最後に、何が起こるのか、誰にも分からない。なぜ、ネオは、現実世界でも、マシーンを、止めることが、できたのか?新たな伏線だ。
鍋山和弥

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