滝和也

マトリックス リローデッドの滝和也のレビュー・感想・評価

4.0
ほったらかしていた
名作の続きを見てみよう。

全く中身を忘れ…
結局最初から見直し…。
で…結論は!

ハイ!爆裂アクションに
理屈なんかいるか(笑)

「マトリックス リローデッド」

クソ機械に支配された現実。体内電気と熱を電池にされ養殖された人間。その人間はカプセルに眠らされ、意識は機械の作った仮想空間マトリックス内で現実かの様に暮らしている。現実を知り、最後の砦ザイオンに立てこもりながら、ホバー船でゲリラ戦をし、マトリックス内にダイブし敵を探る人類に生まれた救世主ネオ。ザイオンへの大規模攻撃を開始した敵を防ぐため、ネオはモーフィアス、トリニティらの力を借り、預言者の元に向かう…。

現代を模したマトリックス世界と現実のデストピア的SF世界を行き来しながら、爆裂アクションを展開する完全にアクションの新境地を開いた前作を更にパワーアップした第二弾。三部作になり、ブリッジ的な存在ながら、途轍もないアクションをばら撒きまくる良作(^^)20年を経た今もその映像美とセンス、迫力は全く色褪せない。

2作目故に前作の救世主ネオ誕生と言う中の世界観の説明と主人公の成長を描くスタイルから、マトリックス世界の成り立ちや仕組み、秘密の何故に答えながらストーリーは進むが…まぁ細かい事は…まぁ横に置いといて。

兎に角…システム内に存在するプログラム達を擬人化して敵として創作する世界観がまず楽しい…。古い論理プログラムが壊れてバックドアに逃げ込み生き延びたとか…。そのプログラムのカミさんがモニカべルッチでビックリするのだが…。またキーメイカーの職人前としたアジア系キャラ、ゴースト化する双子…何より防衛プログラムからネオにより切り離され自我を持ちネオを越えようと遅い来るエージェントスミス(笑)爆裂増殖しとる…(笑)分身CGは確か高額で大変らしいのに(^^)後のオーズガタキリバコンボですね…。

それ以上にそのキャラが乱舞する格闘アクションと断トツに面白かったハイウェイ上のカーアクションでしょう。このアクション、CGとワイヤーアクションとカースタントの入り交じる出色の出来。この時期のCGのレベルと生身のワイヤーアクション、スタントがバランスが良くて見事なんですよね。スーパーマン化したネオがいないのが肝でしたね。

演出面では小難しい台詞回しですが…要は今回はトリニティとネオのいちゃつき度合いが上がり…ラブロマンスだったで終わり…次回完結!ドン!となる(笑)まぁやりたい放題ですもんね…マトリックスと言う免罪符の様な世界で見せたいアクションをやりまくると言う見事なアクション作品ですわ。

ネオ…キアヌ・リーブスの魅力爆発。カンフーアクションも前作よりマシかなですが、格好良くなってます。意外にモーフィアス役ローレンス・フィッシュバーンが動きまくります。トリニティは…ちょっと痩せすぎたか…モニカべルッチが出てきたら一瞬霞んだかな。まぁオープニングから格好良いんですけどね。

さぁ今回は6年も開けないで、早めに見ちゃいます(^^)本気で忘れてましたからね。見直さないと作品のオープニングから違和感だらけだったので…(笑)
滝和也

滝和也