サッカーと映画観るのがすき

マトリックス リローデッドのサッカーと映画観るのがすきのレビュー・感想・評価

4.0
続編で話が核心に迫ったといえばそうなのだが、いきなり世界観広がるし、登場人物増えるし、難解な会話や問答増えるし…、前作に比べるとなかなかに難解なお話になったなぁ。
公開時前作を超える大ヒットを記録した紛れもないエンタメアクション大作であるし、クールでスタイリッシュで、一見敷居の高さは感じないのですが、一方で科学的論理性、哲学的思想もモリモリな解釈・解読意欲をそそる本格SF作品でもある。
要するに一言で言って素晴らすぃー!w

欲を言えば、ちょいとアクションがやり過ぎなカンジもするが、そもそも仮想空間ではイメージ次第でスーパーマンにもなれちゃうわけだから、あえてソレもありかもな。
とはいえ、空飛びすぎなんじゃね?w
あとついでに小ネタ。冒頭トリニティがバイクで飛んでくるけど、フルフェイスのメットの下にサングラスばっちり付けてて吹いたわw

本作が2003年3月公開で、続く「レボリューションズ」が2003年10月公開。制作はほぼ同時進行、というかほぼ240分の映画を分割公開したようなものですな。あまりの尻切れトンボっぷりに公開当時、唖然としたのを思い出しました。

マシーンがつくった世界=プログラムは不完全。ゆえに破壊と創造を繰り返すリロードによって完璧に近づく。その修正プログラムコード=”愛という不条理”をもつ救世主ネオ。んだけども、ネオは設計者が意図したリロード・プログラムを自らの意思で拒否!
さてさて、どうなるザイオン?どうなる人類!?

とうわけで、新作に備える復習シリーズはラスト3作目「レボリューションズ」へと続きます。