アンタレス

マトリックス リローデッドのアンタレスのレビュー・感想・評価

4.0
ザイオンに立て籠りAIに抵抗する人類。その数25万。差し向けられたセンチネルの数も25万。
対抗策を急ぎ練らねばならない人類は、全艦艇を集結させ迎え撃つか、救世主ネオをサポートし敵へと攻め込むのかで意見が対立していた。
評議会のサポートによりモーフィアスはザイオンを発つことに成功し、ネオへ人類の未来を賭けた。
時を同じくして、消滅したはずのエージェント・スミスが復活した。ネオの一部をコピーしソースへ取り込まれることを拒否した彼は、ネオを追い始末しようとする。
ザイオンへセンチネルが迫り、制限時間は僅かしか残っていない。預言者により、メインフレーム『ソース』へ辿り着けば人類は救われると告げられたネオは、スミスと闘いながら急ぎソースへ向かった。



三部作の、二作目に当たる作品。
前作ではネオが真実と自分の運命を知り、救世主として覚醒する導入部を見事に描いたが、今回から本格的にAIとの戦争に突入する。
アクション要素は前作より増しており、大量のスミス相手に暴れ回るシーンだけでなく、ハイウェイでのモーフィアスとトリニティのアクションも観応えがある。
最終的にアーキテクトの口から重要な部分はすべて語られるため、大筋だけ掴んでおけば「ストーリーが難解で理解できない」ということは無いのでその点は良かった。
アンタレス

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