しょうちゃん

アンデッドのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

アンデッド(2003年製作の映画)
3.5
オーストラリアのスピエリッグ兄弟が低予算で撮り上げ、
その後口コミで拡がり世界各地の映画祭等で評判を呼んだゾンビ・アクション・ムービー。

平穏な田舎町で起こった隕石落下騒動を機に、
死者が不死者化した“アンデッド”として蘇り、
町の人間を襲い始める。
やがて空から謎の光が降り注ぎ始め…。

ゾンビになる原因が隕石であるのは間違いないが、
隕石の放射能が原因ではなく、
運悪く隕石に直撃された人がゾンビになる設定は面白い。
人間を破壊しない程度の大きさの隕石。
正統派なゾンビ映画だと思いきや、
後半からSF的な展開になる。、
過去のゾンビ映画の正統を継承しつつ、
エイリアンを登場させてごちゃませ系。
スピエリッグ兄弟が好きなジャンルを詰め込んだ夢の作品。
人体破壊描写は十分に楽しめる。
映画“ブレインデッド”を意識したと思われる演出もあり、
低予算を感じさせない作りは見事だと思います。
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