仕事帰りのレイトショーにて
設定は現代(令和)だが昭和の後期〜平成の初期のような
時代背景を感じた。冬の小樽というのもあり
調べたら監督、脚本者を見たらなるほどね…と納得。
監督の作品は過去に1つも見た事なかった
役者らがこの作品のトーンに合っていると思った。
どの主演者もゆっくりと台詞を喋る。
(仲村トオルはそんな事なかったけど…
好みが分かれそうだけど自分は好きな映画と前書きしておいて…
人物に深い所までスポットが当たってるように見え
実は当たってないから主役が誰か分からず散漫に感じた
台詞の意図も(ゆっくり喋っているから)深み感じる
ように思えるけど実はそうではない気もする
そもそも予告からミステリーだと思って見てたから
自分的に全然違うに映画になってしまった
そんなに贋作も重要じゃなかった。
絵の描き方もそんな物、使って描かんだろうと思ってしまった
台詞に度々出てくる美術史に名を残した
偉大なる画家を誇張したのが、逆に美術の知識を薄く感じた
総じて側だけは形作っているが中身は深くない。
けど全体を包んでいる雰囲気は好きなので、
指摘箇所は多くなったが、映画自体は嫌いではないです
映画タイトルが途中で絵の作品名だと分かって納得した
見た後に現実の明るい日差しの下に戻りたくないので
レイトショー鑑賞が良いと思う