中学のときゴールデン洋画劇場(確か)で見て人生初「映画ってすげえ、、、」となったのですが、改めて見てこんなに恐ろしい映画だったとは・・・
田舎ホラー山ホラー。そしてランボーにしろ保安官側にしろそれぞれに狂っているのでサイコホラーでもある。他者恐怖によるよそ者排除の狂気はもちろん怖いが、それに対するランボーのゲリラ戦(急に「戦場」にいるモードに入ってしまう、PTSD的症状のサイコな描き方)も怖い。というか残虐。そして何より危険極まりないアクションシーンそのものがまた怖いのだ。崖から落ちそうとかネズミとか。唯一の理性、しかも軍人的な理性=大佐にしか救われない、というのもダークすぎる。
映画というもののファーストインパクトがこれだったことで、後々ホラーファンとなることが決定づけられた・・・のかもしれない。
現代的なメッセージとしてはもちろん戦争の狂気といったものもありますが、われわれの生活に直結する部分としては「意味のない職質はやめろ」、これである。しっかりと受け止めておきたいところです。マジで。