かなり好き。
片想い世界に続き、見てよかった
作品全体に、宇宙、運命、時間、死生観といったスケールの大きなテーマが織り込まれていて、片思い世界とも通じる部分があり、個人的にかなり響いた。ざっくり言えば「未来は変えられない、でもその過程は自分次第で変えられる」というメッセージが核にあるように感じた。
どうしても変えられない“宿命”はある。でも、そこへと向かう過程は、意志があればなんとだって変えられる。
印象的だったのは「日常」の描かれ方。
今の時代、日常は退屈で、非日常にこそ価値があるとされがちだけど、実際は日常の中にこそ、“生きる”ということの意味や手応えが詰まっている。そのことをこの作品を通じて改めて思い出させてもらった。
“味わう”という行為。心と体で、今この瞬間をしっかり感じながら生きることの大切さ。
良きです