とにかく、幼いブルックシールズが本当に美しい。
もう、何度となく観てるけど、今じゃ絶対作れない作品になっちゃったね。芸術作品だと思って観ているけど、この時代結構幼少期のハリウッド女優さん達は大胆な役をしていましたよね、
高級娼館で生まれ育った少女が、大人になって行く過程を描いた作品。無邪気だったヴァイオレットが、男性を知って、娼婦として生きて行く中で、時代の波が娼館にも訪れ、自らも写真家のベロックと束の間のままごとのような夫婦生活を送ったりする。
最後は娼館を出て行った母が、ヴァイオレットを迎えに来て、彼女自身も新しい生活へと歩んで行く決意をする。でも、果たして、彼女は普通の少女達のように生きていけるのか観てる方は心配になりましたが…
娼婦達のファッションや、お客さん達の当時のスーツ姿や娼館の内装などの美術も好きです。
単なるロリータとか、そういう目線の奇異な作品ではなく、ひとりの女の子がいろんな経験をして成長していく物語として私は好きですね。わざとホクロを描いたりしているヴァイオレットが色っぽくもあり、同年代として、本当にブルックは永遠の美少女で、美しい女優さんです。