東京国際映画祭「PFFアワード2024」グランプリ受賞作品上映で併映された審査員特別賞の『END of DINOSAURS』を鑑賞。
監督・主演が日系アメリカ人のカコ・アニカ・エサシ。
最近新幹線が通って話題の「福井」に住むハーフやLGBTQの人たちの視点から、もうひとつ田舎でダサい「福井」ってイメージでディスりながらも宣伝してる感のある作品。
一見「新しい」と思う人もいるんだろうけど、私には「外国人」的視点に立って「日本人って変」とかいう見方自体もう新鮮さは感じない。
いーじゃん、恐竜の街だって。エリア51だってUFOの町でずっとやってんだから。
それぞれの地方ではマジメに町おこしをしている人たちがいるんだから、最初はそんな風に感じていたとしても、ちゃんとその土地に根ざして、最後にはネイティブの日本人にはわからなかった「福井」の良さを発見・提唱して終わったら素晴らしかったと思うよ。
