『スリー・ビルボード』を観てフランシス・マクドーマンドが気になって。
アカデミー賞前にレンタルしといてよかった。きっと殺到してしばらくはレンタルできないでしょう…笑
映画を観ていてイライラする登場人物はたくさんいますが、中でもこの映画の主人公は群を抜いてイライラしました。
ただこのイライラが嫌な方向へ向かず、作品に良く作用していたので映画全体が良い塩梅になったんだと思う。
また雪が良い。フロントガラスの雪や湖の畔の雪、最初から最後まで雪の中のシーンがほとんどなんだけど、その中でも重要なシーンで雪の演出がよくて、不安にさせるんだよなあ。
冒頭から頼りなく怪しい雰囲気なんだけど、それがどんどん雪だるま式に大きくなって…、最後にはどうなるか。いろんな悪い結末が頭の中を巡るので、どんな結末になるのか、内臓が圧迫される気分になります。
フランシス・マクドーマンドは、またこれもハマリ役で。『スリー・ビルボード』を観るまで彼女を知らなかったのが恥ずかしいです。素晴らしい女優。他の作品も観てみたい。
