冒頭の「この話は実話である」
賛否あると思うけど
演出あるいは脚本の技法のひとつとして なるほど有効かも…
実話というフィルターを通すかどうかで 違いますよね 特にこのジャンル
そのフィルターを計算して それ以降の全てを創っているんだとしたら それもありだと思う
だって僕自身、ちゃんとそのフィルターを通して観てたら、きっと 評価違ってただろうな って思うもん
身重の女署長とそれ以外の人々の対比が印象的
悠長なマイペースが徹底して崩れない女署長と その他の人々
夫の絵が3セント切手になれば充分幸せな女署長と その他の人々
コーエン兄弟が創りたいものと
僕の観たいものは
どうやら一致しない
でも 自分からは目を向けない 世界の一部を見せてくれるというのは 意義ある