主演がマクドーマンドでアメリカの田舎が舞台でクライムサスペンスものってスリービルボード臭がするな、と思って見たら全然そんな感じではなかった。
犯人側の視点から物語が進むので、あらすじに書かれてるような「衝撃の結末!」って感じは全くない。
むしろパッケージからは想像できない、のほほんとする映画かもしれない。「ヘンな顔の男だ」しか言われない犯人もウケるし。死体を機械に突っ込んでるとこも笑える。
なんだろう、全体的にどうしようもないアホか意地悪なやつばっかりで救いようがないんだよな。そんな中マクドーマンド夫妻だけが希望に満ちていて良かったね。