恥ずかしながら、初めてまともに鑑賞。
20年くらい前に観た時は、ほぼ冒頭で寝落ちしそのまま返却した様な…(^_^;)
往生際の悪さから、ズルズル泥沼に落ちて行く中年男の転落人生。演じるのはウィリアム・h・メイシー、この人もう渋過ぎます😊何というか、こういう不器用な人居ますよね…哀しい程どうしようもない、でも何となく憎めない人…。
サスペンスなんだけど、人間模様に光を当ててるので重過ぎず、ヒューマンドラマとして見応えあり。
フランシス・マグドーマンドが妊婦の警察署長マージ役、出番は決して多くないものの、存在感は抜群。容疑者たち(ウィリアムメイシーやネイティブアメリカンの男等)や、日系人ヤナギダ、そして平和な夫…彼らと対峙した際の表情や緊張感のレベルの変化は見所。ラストの台詞も心に残る。女性的なのに男前な感じが最高😆
あと、実行犯のブシェミやピーター・ストーメアもキャラが立ってて全然飽きない…などなど、見所は盛り沢山なのに1時間40分とコンパクトに纏めていて流石に完成度は高い!もっと早く見るべきだったなあ。