もーりー

誰も守ってくれないのもーりーのレビュー・感想・評価

誰も守ってくれない(2008年製作の映画)
1.5
君塚良一、堤幸彦のようなテレビ的な映画を作る監督は嫌いだ。といっても是枝裕和のような素晴らしい作品を多数生み出してる監督もいるので、テレビ界出身の監督が嫌いな訳ではない。あくまでも君塚監督のようないつまでもテレビ番組のような映画を撮ってる監督が嫌いなのだ…と理解しつつ鑑賞。しかし相変わらずヒドい脚本だねぇ…一見、偏見、誹謗中傷などの社会問題を扱っている風に見えてこの映画、監督自身が偏見に満ち溢れているという…君塚作品を観た事がある人なら理解出来ると思うが、君塚監督は権力、若者やネット、コンピューターを極端に嫌い、それらに詳しくないクセに映画内で理不尽に悪い表現で描く。本作でもネット掲示板などをやっている若者やネット自体の描き方がおかしいし、極端に悪く描いている。よく知りもしない事なのに、自分が嫌いだからとイメージだけで悪く描くのは映画監督としてどうかと思うし、今後2度と社会派(風)の映画は撮らないでほしい。あと、カメラが揺れる=ドキュメンタリータッチって演出には呆れる…
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