カレーをたべるしばいぬ

妖怪大戦争のカレーをたべるしばいぬのレビュー・感想・評価

妖怪大戦争(2005年製作の映画)
3.1
完全に小学生を狙い撃った作品。当時の自分にもれなく命中した。

見返してみると監修の欄に水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきという錚々たるメンツが並んでいてビビる。完全に妖怪アベンジャーズです。

■ジャンル
ホラーというよりもアドベンチャーに近い。

■妖怪
死ぬほど沢山の種類が出ます。なまじ詳しい程度だと拾いきれません。

■懐かしい感じ
昭和〜平成初期を感じる『妖怪』のシチュエーションと、コミカルなキャラクターが良い。ニチアサ特撮感を醸し出すセットも素晴らしい。

■子役の演技が上手い
神木隆之介やんけ!

■痛々しい描写がしっかり痛々しい
『ゼブラーマン』や『悪の教典』と同監督作品らしい。それっぽさがふんだんに感じられる。

■クライマックスにかけて
子供が楽しい展開に仕上がっている。児童文学作品を映像化したよう。

■総評
子供の時に是非見ておきたい作品。