このレビューはネタバレを含みます
高校生編、2人きりの静かな夕焼けの中に、遠野のタイピング音だけが響く演出がとてもよかった。近くにいるのに遠いと感じてしまうのは辛いよね。
あんなにシンプルかつ短い音だけで、目には見えない2人の埋まらない心の距離を表せるのがすごい、さすが。
相手に元気でいて欲しいって思うことって愛以外の何物でもないなと思う。120分、色んな愛があったな〜。
あと、相手のことをなんでも知っているということだけが愛なのではなく、知らないことを知らないままに出来ることも愛だと感じたな〜思い出じゃなくて日常って言葉も深い。
原作よりも大衆向けになった感ある。原作はただただ遠野が気持ち悪かったが、実写も遠野が気持ち悪い。オリジナル要素で追加された部分めっちゃ好きでした。
劇場でOne more time,One more chance聴けただけで元取れた、相変わらず流れるタイミング神だし。