ジュリーは観客に向けてはほんとに沈黙したままだし、映画も具体的な証拠を出してこないし、登場人物も「例のあの人」みたいに、ボヤかして何にも言わない。ただジュリーに「大丈夫??」と声をかけるのみ。それにジュリーは「大丈夫」と返すのみ。
ラジオで町山さんがいっていた通り、前半は被写界深度がかなり浅く、ジュリーは周りを全く見えていない。
しかしジェレミーとの写真を捨て、友だちと交流するようになって、周りにピントがあってくる。
後半もボケが特徴的な映画なので、すごく自然に転換される。
コートの端に親がいても、全く問題ない。
ドンッという音も、映画館の他のスクリーンとかお店の音かと思いきや、映画のSEだった。。