出版社に勤めるジョーイは、不倫関係にある恋人サムとの別れ話のもつれから、タイのホテルで大量の睡眠薬を飲み自殺を図る。
幸いにもすぐに発見され一命をとりとめた彼女だったが、それ以来死者の霊が見えるようになってしまう。
1ヵ月後、心機一転やり直そうとするが、彼女はことあるごとに霊現象に悩まされ、さらにサムの子供を身ごもっていることを知り動揺するのだった。
『the EYE』第ニ弾、妊婦と胎児に取り憑く転生不倫恋愛ホラー 。
角膜移植によって霊が見えるようになった前作とは違い、輪廻転生がメインストーリー。
前作と関係があるのは「霊が見える」設定のみで、全くの別物。
とにかく始終不気味な雰囲気を醸し出してて嫌な感じ。
人間は転生を繰り返している、魂は受け継がれていくというのは熱い考え方だなと思いますね。
この2作目は妊娠した胎児をめぐる話ですから、嫌悪感がある人もいるでしょう。
「宗教」感をなんとなくでも理解していれば、これはこれでアリと思える作品。
最後はホッとさせられるけど、やっぱり「?」な映画でした。