「若かりし真田広之と薬師丸ひろ子」
まだteenageの自分にとっては、若かりしと言うしかないんです。ごめんなさい。
真田さんファンの叔父さんからおすすめを受けしかもDVDも貸していただき、鑑賞。
とても面白かった。40年前の映画となると、やっぱり今の映画とは違った魅力が際立ち、とても面白い。平成生まれ風情が勝手に昭和レトロなどと言ってはいけないだろうが、この懐かしくレトロ感じはやっぱりいいなぁと思う。味がある。ストーリーや展開などもこのレトロな感じ。CGもVFXもない時代の、このレトロな画(しかし当時でありながらかなり壮大なセットだとびっくりした)。この時代を生きてるわけではないのに懐かしさを感じるし、今でも色褪せないこの面白さはかなりいい作品だなぁと思わされる。
真田さんも薬師丸さんも若すぎでしょ。今も現役で大活躍していらっしゃるお二方だが、当時はこんなにも若々しいのかと。恥ずかしながら当時のお二人は全然知らなかったので、特に真田さんは一見ご本人には見えなかった。しかし今の自分に近い年齢と考えると恐ろしい。
真田さんは本当に殺陣がお上手。途中まで殺陣ないのかなと思っていたのだが、突然乗っ取られてすごいことに。あの体術の美しさを残しつつ、少し野生的というか親兵衛らしさというか荒っぽいところがあってとてもいい。にしても蹴りがやばい。カッコ良すぎる。あの若さでこんなにも美しくてかっこいいのはすごいなぁと感嘆である。
そして千葉真一さんも志穂美悦子さんも素晴らしかった。体術、構え、剣捌き、目つき、全て美しすぎる。臨場感が伝わってくるので見入ってしまう。かっこいい殺陣の権化という感じ。自分もあそこまで殺陣ができたらなぁと思う。まだまだ未熟なものであんなに美しくカッコよくできないので勉強させていただこう。
薬師丸さんも夏木マリさんも京本政樹さんも他にもたくさんの方々のキャラがとても立っていてすごく面白かった。それぞれの魅力が完全にプッシュされていたし全員強く印象に残る。みんな濃いもん。
DVDを貸していただいた叔父さん、ありがとうございました。
本作は娯楽作としてしんどくなく楽しめるし、面白いポイントがたくさんあるのですごい良かった。
時代劇とか全然観てないなぁとつくづく思う。こういった昔の映画もたくさん観ないと。結構名作揃いだと思うので、色々手を出してみたい。
他の真田さん作品も拝見しよう。
