緑川

デーヴァラの緑川のネタバレレビュー・内容・結末

デーヴァラ(2024年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

クリケットW杯において大規模な破壊工作が行われるという情報をつかんだ特別捜査班は主犯格の情報を掴むため南インドにある四つの漁村からなる集落に向かう。
そこで捜査班が耳にしたのは、愛と正義を貫き海を支配したデーヴァラという英雄と、その息子の血塗られた物語…

🦈🔪💃⛵️⚓️

カルキの時にも思ったけど3時間あるのだから一本に収めてほしいというのが本音。
冒頭で語っていたクリケットW杯の部分が後編として映画化されるんだろうけど、ちゃんと配給してよね。

結論、RRRやJAWANと比べてしまうと不満点も多い作品だ。

密輸した物品の中に武器が含まれていて、村の将来有望な若者がその凶弾に倒れてしまう。もうこんなことやめようぜ!からの仲間割れが主なストーリー。

密輸系映画なら『密輸1970』が面白すぎただけにデーヴァラには中々モヤモヤさせられた。

まず音が異質すぎる。
冒頭が特に顕著で、あれはアフレコなの?
語り部の声かと思ったらそうでもないみたいだし…
流石に気になるよこれは。

ダンスシーンは言わずもがな迫力あるしヒロインはスーパーセクシー、セットもお金かかってるんだろうなという感じだが、肝心の魚がおもちゃみたいで驚き。
漁村舞台なのにそこがチープなのはどうなんだ…
まぁそれらは置いておくとして、英雄譚としてはちょっと乗り切れない所がある。
「武器の密輸に関与したせいで血が流れた。もう密輸はやめたからお前らもやめろ。やってたら殺すから。」の流れは果たして改心と言えるのか?笑

サメに関しては要素として語る必要もないくらいチョイ役というか…
サメ映画好きな好事家もこれでは喜べないのでは🦈
サメにライドできるのが後編に活きてくる可能性があるのでここは様子を見よう。

アクションやダンスシーンなどシーン単位だと面白いのに、勿体無い。


海の中で荷物持って立ち泳ぎする役だけ罰ゲームすぎるけど、あれは交代制なんだろうか。
緑川

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