ドイツの若者ペーターが旅をして辿り着いたオリンダのレストラン。異国で1人の心細い空間がオリンダの不器用な優しさによって温まる。この2人に焦点を当てて物語が展開していく。よく考えたらこの組み合わせって違和感があってもいいはずなのに不思議としっくりくる。
特にオリンダは普段は怒鳴り散らしてばかりなのに、実際は優しさや愛でいっぱい。また寂しさと直面した少女のようにも思えた。人間味に溢れているから愛着が湧くのかも。最後には彼女のことが大好きになった。
そしてお気に入りのシーンがパーティーのとき。ペーターがおじさんにこっそりと教えてあげるオリンダの秘密。もう可愛くて、ふふって幸せになった。
アルゼンチンの小さなレストランの映画