チェイン・リアクションズのRinのレビュー・感想・評価

三池崇史が『悪魔のいけにえ』をテーマによくできた漫談を披露──東京国際映画祭2024ワールド・フォーカス部門。5人の文化人が『悪魔のいけにえ』について語るドキュメンタリー。三池崇史編のよくできた漫談のようなオチと、使われやすい素材を提供しようと意識しているかのようなカリン・クサマの話しっぷりが面白かった。『悪魔のいけにえ』は大晦日の前夜に新文芸坐の特製音響仕様で鑑賞し、チェーンソーの爆音で除夜の鐘が聞こえなくなった（気がした）という素敵な思い出がある。とにかく美しい映画だよね。