『フー・バイ・ファイヤー』東京国際映画祭ユース部門
偏屈な脚本家の家族が、かつてタッグを組んでいた監督の別荘に集まって、家族ぐるみの楽しい日々を過ごすはずだったのだが…
ギスギスした感じの罵り合いが続く。
前半、舞台はロッジのダイニング。全員でテーブルを囲んで長回しでの会話劇は演劇的。
こんな嫌な感じの言い争いを聞いてるくらいなら、普通帰るよなぁ。
親友の姉に淡い恋心を持つ少年ジェフ。
姉に特にそういう意図はなかったとしても、下着が見えるほどシャツをはだけたままだったり、このお姉さんとひとつ屋根の下っていうのは、思春期の少年には誘惑だなぁ。
なんか起きそうな不穏な空気でずーっと引っ張る155分です。