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青春デンデケデケデケのskm818のレビュー・感想・評価

青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)
3.8
学生時代限定の洋楽のコピーバンドやってた男の子の高校3年間の日々。バンドのことが中心なんだけど、同級生とのデートなんかのこそばゆいエピソードもあり。
20年以上前の映画で、今はあまり見かけない俳優が多いが(おいらが知らんだけかもですが)、これ若い頃の浅野忠信が高校生役で出てるんだよなあ。かっこいいのう。そして岸部一徳が当たり前だが若い。
1965年から68年の話なんだが、文化祭前夜の盛り上がりなど、おいらの高校時代にも似たようなものがあったなあ。男子ってこんな感じだったんだろうか。
セリフに早口が多く聞き取りづらいのと、一部で同性愛を笑い物にしているところがネックではあるが(映画が作られた1990年代の日本のレベル)、全体としてはこれぞ青春という感じで懐かしく楽しめた。
四国の観音寺が舞台となっており、高校生たちの周囲の大人や兄弟姉妹も描かれる。妹や姉ちゃんが協力的だったりして、羨ましい。
大林宣彦作品ちゃんと見たのは初めてかも。
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