[] 40点
マルタ・マテウス長編一作目。ポルトガル南部のブドウ園で働く人々が、黒い牛に追いたてられて木の上に追いやられ、サラザール時代まで時代を遡っていく話。静止画みたいな顔のアップとたまに観念的な台詞が入る構成…ペドロ・コスタの搾りカスみたいな映画だなと思ったら、旦那でプロデューサーなのかよ。ペドロ・コスタはまだ頑張って小綺麗な画面にしてたけど(特に初期作)、本作品はロケーション頼りって感じで印象薄め。あんなにアップショットなのに背景まで見えるのもライティングも不自然で二層の映像を貼り合わせたみたいだったけど、あれって合成なんすかね?朝を迎えてガチの歴史に迷い混んだあたりから、搾りカスから搾り汁くらいまでランクアップしたけど、つまんなさは変わらずでした。短くて命拾いしたわぁ