やましん

警部のやましんのレビュー・感想・評価

警部(1978年製作の映画)
4.0
フランス映画界の大スター、ジャン・ポール・ベルモンドのアクション・コメディ🤗。

1978年の作品だが、古臭さのないオシャレな一品。
南仏ニースが舞台なだけあって、建物、ファッション、風景が楽しめ、スクリーンにもどことなく陽光に照らされたような明るさがある😊

物語は警察と娼婦の射殺事件を追う警部(ベルモンド)が、身分を偽って、組織に近づいてギリギリの捜査を行う、というもの。
人物の相関関係がわかりにくいが、最後まで展開が読めない楽しさがある。
全体にアクションや発砲シーンは少なめで、『フレンチ・コネクション』や『ダーティー・ハリー』のような大真面目な警察ものと違い、コメディ要素もけっこう多いかな。
むしろ、ベルモンドのニヒルだけど少しお調子者的な魅力を満喫する作品。
ぜひ、彼の他の作品も見てみたい😀。
やましん

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