♯116(2025年)AI搭載ラブドールが覚醒
近未来を舞台にしたサイコスリラー。
恋人ジョシュと共に湖畔のロシア人実業家セルゲイの別荘を訪れたアイリスは、彼の友人たちと楽しい週末を過ごすはずだった。しかし、彼女は自分が“コンパニオンロボット”として人間の恋人役にプログラムされた存在であることを知る。この旅行は彼女を利用するための策略であり、アイリスは感情に目覚めてプログラムが暴走を始める。人間とAIの境界を描いた緊張感あふれる物語です。
◆良い点/注目ポイント
・AIのアイリスが主人公、彼女のレンタル契約者のジョシュがヴィランという設定はとても斬新です。知能を0%にして蝋燭で炙ったり暴力を振るわれたりアイリスがかわいそうでした。
・イーライのパートナーのパトリックがまた人工的なイケメンで雰囲気が出ています。顔面偏差値やコミュニケーション能力の差をテクノロジーで解決する未来がすぐそこに来ています。
◆改善点
・スーパーでオレンジをこぼしたり、パーティーで怪獣の着ぐるみの尻尾を踏んでも普通は惚れません。
◆総括
・アイリスのようなエチエチロボが市販されたとして、あのT-800のようなメタルな骨格とリチウムバッテリーとかの重量を考えると、ベッドが壊れたり床が抜けてしまうのでは無いか心配です。
今作のように月額レンタルで課金するビジネスモデルは良く考えている設定だと思いました。中国のテック企業が世界で一番最初に実現すると思うので私はその時にその株を買います。
-2025年116本目-