配信始まったばかりのメラニー•ロラン監督の新作。
...んなバカな〜😲という実話にインスパイアされた、悪名高き強盗犯ブルーノ•スラクの伝記映画。
スマートな強盗の手口と華麗な逃亡劇を繰り返す波瀾に満ちた足跡を辿っている。
まるでフランス版『キャッチ•ミー•イフ•ユー•キャン』そのもの。
1980年代、超イケメンなスラクは武装するどころか普段着のまま、仲間と共に暴力を振るったり銃を持つこともなく、穏やかに丁寧な言葉使いでスーパーマーケットで強盗を重ねる。
警察がレジ係に事件の詳細を確認すると「見たことのないブルーグリーンの瞳が素敵だった😍礼儀正しくてカッコイイの」と口を揃えて答える始末。
愛する女タリーとバカンスに出掛け、金を使い果たしてはまた繰り返す。
投獄されても何度も脱獄を繰り返す。義理人情も厚く、同房だった犯罪者を助け出すため刑務所へも同じ手口で忍び込んで連れ出してしまう。
その後も相棒を変え宝石強盗を繰り返す。
カンヌのカルティエで強盗した際に、タリーから愛想を尽かされてしまうのだが止められない。ラストの意味深さが抜群👍
フランス警察は無能なのか?という感じだが、敏腕な警察長官ジョージ•モアレスから執拗に追われるがそれをも擦り抜ける。
いつしか2人の間には友情めいた関係性が生まれるのだった。
実際のスラクはエレガントでカリスマ性があり、天使のような顔立ちで大きく鋭い青い目だそうだが、演じたリュカ•ブラヴォーもまさにウットリなんたる美形🤩
警察長官役はイヴァン•アタル(シャルロット•ゲンズブールの夫)で、頼りな気だけど味わいある上手い役者ですね。
エンタメクライムアクション+ラブとしてサクッと観れました。