ランボーでありたい

ペイン 〜PAIN〜のランボーでありたいのネタバレレビュー・内容・結末

ペイン 〜PAIN〜(2007年製作の映画)
1.7

このレビューはネタバレを含みます

*ネタバレしてます*
DVDで初見
いわゆる”トーチャー・ポルノ”タイプのホラー映画。主演アンジェラ・ベティス。監督はジェド・ワイントローブって人らしい。
<あらすじ>
コロラドの田舎町。冷酷なシリアルキラーによる猟奇殺人が発生。犯人は自宅の地下に若者を監禁し、体を切り刻むなどの拷問をした後に殺害していたのだ。犠牲者の一人であるジェーンは犯人を殺し自力で脱出、難を逃れる。それから16年後。再び町に戻ったジェーン。家族と過ごす楽しい休暇になるはずだったが、あの事件を連想させるような残忍な死体が発見されてさぁ大変。あの犯人がまだ生きているのか?はたまたコピーキャットか?

アンジェラ・ベティス目当てで鑑賞。うわぁ~。これダメなヤツだ・・。思ったことを適当に箇条書き。
・安っぽいホラーか否かはファーストショットを見れば大体わかってしまうのが悲しい。本作はもちろん安っぽいホラーであります。気の抜けたカットバックとかを我慢できる人にのみおすすめ。(日本では見ることの出来ない幻の3Dバージョンもあるようですよ)

・ゴア描写は正直タイトル負けしてます。肝心の拷問シーンが大して痛そうじゃない。一箇所だけ超痛そうなシーンがありましたが、ありゃマイセルフだしなぁ・・。

・この映画を見始めた人みんなが思うであろう事。『この映画なんだか画面が白い!!しらっちゃけて色味がないぞ・・??どうなっとるんや?』。TVやソフトの故障を疑うほど、驚きの白さ。(この疑問は終盤も終盤で回収される事になります。こちらも我慢してご覧下さい)

・”ラストのアレ”には超ビックリしました。やっと暖かい画調になったから、もう終わりかな?と完全に油断してました。使い古されたショッカーですが、まんまと画面の色合いマジックに引っかかってしまいました。ホント悔しい限りです。壮大なドッキリを仕掛けられた気分。あ~ビックリした。ホラーで気を抜いちゃダメですね。

”過去のトラウマ”というキーワードをそこかしこに散りばめ、『主人公が犯人か?』と思わせたミスリードとか、死んだ殺人鬼の家が今は博物館になってるって設定を活かせば、もっともっと面白くなりそうだったのに勿体無いですねぇ。いろいろおしい感じはしますが楽しかったです。

*犯人の動機がカイロ・レンみたいで呆れた。
うわっ!!これすっげーネタバレだ・・。こんな映画誰も見ないだろからまぁいいかw