Jaya

遊星よりの物体XのJayaのネタバレレビュー・内容・結末

遊星よりの物体X(1951年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

アラスカに墜落した吸血植物型宇宙人をアンカレッジ基地の面々が斃すお話。こっちはアラスカが舞台だったのか!

犬に腕を噛み千切られる宇宙人は暗かったり引きだったりして最後まで細かい造形は分からない。何で蘇生したのかも強烈な放射線放ってるのかも分からないまま。バラの刺がキチン質…?

科学者らしさの片鱗もない博士が栽培してる目的も謎。種隠し持つ伏線というわけでもなかった。屋内で灯油ぶち撒けるガイキチ特攻作戦を実行する大尉。

賑やかしの割に滑ってて邪魔なだけの新聞記者が突然主導権を握り、大尉とニッキの間抜けなラブロマンス要素を見せられ、苦し紛れのメッセージを見せられ微塵も感傷のないラスト。

宇宙人の出入りには少しドキドキさせられて楽しかったのですが、考証してる割に的外れな箇所が多く、これならバカ要素が強い方が良かった映画でした。
Jaya

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