アキラナウェイ

ダイ・ハード2のアキラナウェイのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)
4.0
ダイ・ハード祭り〜!!
1作目はごめん。観ていなかったかも知れん。
でもねぇ。2は自信あるよ!!
観たよ、空港でしょ!?観た、観た!!


……

観た…のかなぁ?

またまた新鮮な気分で楽しんでしまった。
 
前作、ナカトミビルのテロ事件から1年後のクリスマス。ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、ワシントン・ダレス国際空港で妻のホリーの到着を待っていた。

まぁ、ご存知の通り、最も不運なタイミングで最も不運な場所に居合わせる最も不運で簡単には死なない男ですから。空港で再びテロ事件に巻き込まれてしまうジョン・マクレーン。

1年後のクリスマスに、またまたテロ事件に巻き込まれる確率なんて、万が一にもないだろうに、彼にはそれが起きるんだよなぁ。

冒頭、荷物室のアクションシーンは、後の「トイストーリー2」を彷彿させる。

前作から1年後、実際の公開は2年後なので、ブルース・ウィリスの髪の資源はまだ潤沢に…いや、それは言い過ぎたけど、まだあるにはある!!

テロリストのリーダー、スチュアートを演じるはウィリアム・サドラー。冒頭のシーンで、裸でカッコつけて振り向き様に、リモコンを銃に見立てて電源オフ。だいぶ頭おかしい。

テロリスト一味にロバート・パトリック発見!!
T2ーー!!
あ、死んだ。

同じくほんの少しの登場だけど、ジョン・レグイザモもいる〜!!

滑走路の着陸誘導灯が消え、計器着陸誘導装置(ILS)も作動不能に陥り、上空の旅客機が着陸出来ない状況に陥った空港を舞台に、ジョン・マクレーンが今回も大暴れ。

お婆ちゃん、スタンガンの機内持ち込みはお断りだと思うよ。

それにしても、前作で一躍ヒーローになった筈のジョン・マクレーンが、空港警察の署長に随分嫌われて、あまりに不憫。

前作は超高層ビルが舞台だったので、縦移動、高さを生かしたアクションが見所だったけど、本作は舞台が国際空港とあって、何せ横移動だし、大風呂敷広げました感は否めない。個人的には縦移動の方が好きかなぁ。

軍用機に閉じ込められたジョン・マクレーンに向けて投げ込まれた手榴弾の起爆するまでの時間が異様に長いのはご愛敬。

最後は壮大にジャンボ機爆破!!

やっぱりド派手。
そして、この男、やっぱり死なない。

ラストシーンで、伏線回収、そして、フランク・シナトラの"Let It Snow"が流れてエンドロール。監督が変わっても、大まかな流れは順当に前作を踏襲しており、正統的な続編として、やっぱりめちゃめちゃ面白い!!でも、1は超えないかなぁ。

2年連続でクリスマスを棒に振ったジョン・マクレーンとホリーに幸あれと願わずにはいられない。

…のに。3では…。
この夫婦、何なんやろ。
仲が良いんだか悪いんだか。