ばあばちゃん

悦楽共犯者のばあばちゃんのレビュー・感想・評価

悦楽共犯者(1996年製作の映画)
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快楽原則に憑かれた人々の密かな楽しみを、“ブラック・グロテスク”なタッチで描いた怪作。

プラハ。ピヴォイネはある日、クラの書店でポルノ雑誌を眺めるうちに興奮し、家へ帰ると服を脱ぐそこへ郵便配達婦のマールコヴァが手紙を届けにやってきて、そこには「日曜日に」とだけ書かれていた。振り返ると、隣の部屋の中年女ロウバロヴァがその様子を盗み見ていた。

シュールな世界…シュヴァンクマイエル独特の映像テクニック。

70年に短編用として企画されたが検閲により実現できず、95年に製作を開始し、完成させた。

96年国際映画祭ヤング審査員賞グランプリ。