あや

悦楽共犯者のあやのレビュー・感想・評価

悦楽共犯者(1996年製作の映画)
4.0
人には言えない方法でエクスタシーを得る者たちの映画

超ド変態映画。鳥の頭を自作して人形を痛めつけることで快感を感じる男、全身釘バットのマッサージで快感を感じる男、好きなアナウンサーをオカズにオナニーマシーンを自作する男、パンくずを丸めたものを鼻と耳の穴に入れないと眠れない女、隣人の男を模した人形を痛めつけて快感を感じる女、鯉に足を吸われて快感を感じる女…………みんな変態すぎる。

最初は素材集めや何かを一生懸命作っていて、セリフも無いので何に使うのか明かされない。エクスタシーを得るためだったら何でも作るそのエネルギー、すげえよ。


普通に生活している人でも人には言えない快楽に耽っている。この登場人物たちも一見バラバラなようで繋がっています。変態は孤独にさせない。変態万歳!な映画

*鳥になりきって、「スーッ…」と移動するところがなんか笑える
あや

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