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有頂天時代のtetsuのレビュー・感想・評価

有頂天時代(1936年製作の映画)
3.2
LALALANDから鑑賞。

「トップハット」の1年後に公開された作品で、前回と同じ役者も多かった!
1933年~1939年の間、この二人の主演作品が量産されていたらしく、今回はその5作目(共演は6作目)!
一部では、「アステア=ロジャース映画」と半ばジャンル的な扱いをされているらしい。笑(Wikipedia参照)

ストーリーは、ニューヨークに出稼ぎに来た男のミュージカル・ラブストーリー。(展開は、前とほとんど同じ。笑)

全体的には、「トップハット」より楽しめた!

前回に続き、「Lovely Night」の元ネタと見受けられるシーンや、映画の大画面を惜しげもなく使った、列になってのダンスシーンなど、前作以上に観た甲斐があった!

また、コメディ要素は「トップハット」より、パワーアップしていて、とても観やすかった!

挙げるとすれば、

序盤の社交とタップを合わせたダンスシーン、その後のギャグシーン。

少女漫画みたいなキスシーン、その後の自然体なリアクション。

ラストに登場人物の腹筋が崩壊するシーン。

まさかまさかの伏線回収。

などなどのシーンが個人的には、良かった!
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