青山

有頂天時代の青山のレビュー・感想・評価

有頂天時代(1936年製作の映画)
3.4

でも 僕のダンスシューズが この古ぼけたダンスシューズが 僕に言う
"何があっても踊り続けろ、このまま!"

ドレスコーズのかの名曲で名前を知ったものの何してる人かよう知らんかったフレッド・アステア氏。初めて観ました。あの歌詞の通り、歌って踊る人だったんですね。



アステア演じるダンサーのラッキーがダンス教室の先生やってるヒロインのペニーともどかしすぎる恋を繰り広げるラブコメミュージカルです。

2人が出会うシーンの、踊れないフリしてたラッキーが彼女の危機にパッと華麗に踊り出すシーンがめちゃくちゃカッケェっすわ。まぁ、もともとお前のせいやんけ!という走れメロス感も大いにありますが。

......というか、全体にそれは付いて回りますねぇ。あ、まだメロス感の話です。
主人公も友達もとにかく能天気というか先を考えないというか......。金が入れば即ギャンブルでスって、ピンチださぁどうしようって時もとりあえずギャンブルだし、あまりにやってることめちゃくちゃでちょっと手放しで応援できないところがありましたよ。走れメロス読んだ時もそんな気分でしたけどね。

まぁとはいえ、すれ違いまくって、やきもきを通り越してややイライラしてくるくらいの2人の関係性は抜群に面白いですね。終盤はもうはよくっつけや!以外の感想はありませんでしたわ。
ちなみに最後とある脇役がカッコよすぎて普通に主人公よりその人の方が好きになりました。