カレナメコ

コワイ女のカレナメコのネタバレレビュー・内容・結末

コワイ女(2006年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2007年鑑賞

3話オムニバス

1.『カタカタ』
 超ぉ~~~怖ぇぇぇ! 何なんだよあの顔!
 怖くて恐い。不気味。

 雨宮慶太さんと言えば『ゼイラム』とか『牙狼〈GARO〉シリーズ』とか見てるけど、牙狼はだいぶ先だし、『ゼイラム』は雨宮さんだとか知らずに観てたしな。
 こんな怖いの撮る人だとは知らなかった。

 ラストはちょっと納得いかない感もあるけど、そこまでは凄い良かったよ。

2.『鋼』
 これ面白過ぎるよ。頭陀袋被った女。美しい生足に赤いハイヒール。
 スキップからの全力疾走ww
 普通の人の全力疾走でも面白いのに、こんな生き物の全力疾走は爆笑しちゃうよね。

 この頭陀袋女優は天才なんじゃなかろうか。
 この扮装のまま、喜怒哀楽を表現できてる。
 その感情の移り変わりにはついていけないけど、感情が変わったことには気づける。
 こんな芝居、なかなか出来ないよね~。素晴らしい。

 香川さんはガチで怖いし、柄本くんもやっぱ上手い。
 こんなド不条理エピソードなのに違和感を感じないのは、この2人の演技が素晴らしいからだと思う。

 それにしても、この頭陀袋の中身を男は見たくてしょうがないよね。
 俺だけじゃないよね?
 このどうしようもなく見たい!っていう欲望というか感情を上手く利用されて、グイグイ引っ張られる作品でしたw

3.『うけつぐもの』
 ジメジメの日本の恐怖譚。怖い話。
 巻物の絵が一番怖かったかな。
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