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コワイ女のhideharuのレビュー・感想・評価

コワイ女(2006年製作の映画)
1.4
2020.1.19 DVDを再見。

「コワイ女」なのに全然怖くないですよ。
3話構成のオムニバスですが単純に30分程度の中編が連続しているだけ。まあタイトル通り「怖い」「女」についての小話らしい。

1話目「カタカタ」は心霊モノのようですが全く理屈が分かりません。ループ系に挑戦したかったのかなと推測しています。
ヒロインが婚約している男がバツイチで元女房が付きまとっているようなミスリードがありますがバレバレです。

2話目「鋼」
タイトルは女の名前です。
これは不条理ホラーであり、またコメディっぽくもありますね。
香川照之がまだ大物扱いされる前で鋼の兄役で出演しています。
鋼って何者なんですかね?

3話目「うけつぐもの」
わざわざ清水崇監修とまでデカデカと出てますがこれが一番つまらなかったです。
雰囲気だけで見せるには展開が弱いし、それほど演出力もないので単にダラダラした印象です。

Jホラーとか持て囃されて低予算で箸にも棒にもかからないような映画を連発したお陰でJホラーというブランドも地に落ちた感じ。
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