kuu

サンセット大通りのkuuのレビュー・感想・評価

サンセット大通り(1950年製作の映画)
5.0
モノローグ◎



🌀台風の影響で予定が変わりレビューで気晴らしします🔥
皆様もこの週末どうかお気をつけてお過ごしください☕💕



売れない脚本家がサイレント映画のスターだった女優の屋敷に迷い込んだことで起こる悲劇です

ビリー・ワイルダー監督によるフィルム・ノワールです

大物女優を演じるのはグロリア・スワンソン
サロメを演じながら階段を下りるシーンは真に迫るものがあり必見です

脚本家役にウィリアム・ホールデン
オープニングのシーンは衝撃的でした

女優の執事にエリッヒ・フォン・シュトロハイム
演じるキャラクターがシュトロハイム自信と重なってより印象に残りました

女優のサイレント映画時代の仲間のひとりとして登場するのはバスター・キートン
目力が凄くて魂を吸い取られそうになりました

女優が訪ねて行く大物監督にセシル・B・デミル
パラマウントのスタジオで本人役で登場し驚かされました

かつて脚光を浴びたサイレント映画の人気スターが時代の流れに取り残された姿は亡霊のようで哀れでもあり滑稽でもあり見応えありました

それぞれが身勝手で人の醜さや哀しさを上手に描いていて最後まで面白い作品でした
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