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サンセット大通りのharuのレビュー・感想・評価

サンセット大通り(1950年製作の映画)
4.0
女優魂。

スランプ中の脚本家ジョーは、借金取りに追われている最中、豪邸に迷い込む。そこに住んでいたのは、往年の大女優ノーマ・デズモンド。彼女に気に入られたジョーはこの屋敷で囲われることに。

「何がジェーンに起ったか?」に似たストーリー、そして同じくらいちょー怖いです!
ノーマは世間ではすっかり過去の人なのだが、彼女の執事の健気な演出もあって、本人は今でも自身を大スターだと思い込んでいる。50歳にして、プリンセスを演じる気マンマンなノーマの「時代に取り残された感」がすごくて、まるで一人だけ違う次元に生きているようです。ノーマ役のグロリア・スワンソンもサイレント映画で活躍した女優だそうで、劇中の映画も本物?ちょー美人だわ。
ひさしぶりに本当に怖かったです。
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